介護4肝硬変の母を在宅で介護する

父は疲れていた

 

からだを休めるために

夜は別室で寝ることになった

夜眠ることができても疲れていた

 

87歳だから仕方ない

 

自分が介護を受けてもいい年齢になった

元気といえば元気にしている

昼間仕事をしているわたしに代わり

洗濯や掃除をしてくれる

感謝しかない

 

父は気持ちが滅入っていた

精神的に疲れていた

 

昼間一人で母の世話をするのが

辛そうだった

すっかり弱った母を見るのが辛いのだろう

意味もなく  あー、うー、と声を

出している母のこと

受け入れることができないんだろう

 

昼間を何とかしなければ

 

そう思ってた頃

母がまたデイサービスに行くと言い出した

父のことを気づかっているようだった

 

みんなに迷惑をかけたくない…。

 

迷惑なんて思ってないけど

体調落ち着いてきたから

とりあえず行ってみることにした

 

デイサービスでも声を出すのだろうか

変わってしまった母のこと

周りの人はどう思うだろうか

今まで通りに話ができるのだろうか

 

心配はつきなかった…。