介護4肝硬変の母を在宅で介護する

退院して1週間は地獄のようだった…

 

介護サービスは

あらゆる経験と知恵を振り絞り

なかなか充実した内容だった

土日は家族で手分けして介護した

母もとっても嬉しそうだった✨

 

夜は地獄だった

 

退院前日もアンモニア値が200台まで上昇

点滴の処置を受けていた

退院の次の日も点滴を受けた

 

肝性脳症の特徴の昼夜逆転が始まった

昼夜逆転というよりも、

昼間もあまり眠ることなく一日中起きていて

興奮状態だった

 

昼間は比較的落ち着いていたが

夜になると、近所中に響き渡るような声で

あーとも、うーとも、言えない

声にならない声で叫び続けた

ベッドの柵に掴まって

からだを持ち上げては、力尽きる

一晩中起きていた

何を言っても聞いてくれなかった…

 

一晩中起きてつきあった

何をするか予想がつかなかったから

時々声をかけながら見守った

 

徹夜が3日続いたときは

信号待ちで眠ってしまった

このままでは、事故に遭うと思った…

 

訪問看護さんに相談して

先生が薬を処方してくれた

少量から試してみて様子をみていき

少し増えたところで、少し落ち着いてきた

 

落ち着いてきたところで、母が言った

『わかっていたけど

   どうすることもできんかった。

   ごめんね』

一番辛いのは母だった