介護4 肝硬変の母を在宅で介護する 《入院編》

1日何度も病院に足を運んだ

もう何日も意識混濁してる

24時間点滴入ってる

いつ目覚めるんだろうか…

 

時々看護師さんが様子を見に来てくれる

『どうしたんでしょうね~』

としか言わない

 

『脳の検査は異常ないそうですよ』

『そうですか~』と、わたし…

 

そんな繰り返しに疲れた頃だったかな

 

少し反応が出てきた母が、ベットの柵にぶら下がったように横向きになっていた

❓❓❓

お布団をはぐってみると、すごく臭いがした。

おむつを見てみると、一番外側のおむつまでびっしょりだった。ズボンにてを当てると湿っていた。

大きいパット、さらに大きいパット、そしておむつ外してみると重かった。

 

完全看護の病院だから

いつもおむつ交換の時は外に出されていた

 

気持ち悪くて、力を振り絞り

柵にぶらさがって

おしりを浮かしていたんだな…

 

当然、わたしはぶちギレた  💢

 

『決まりどうりに取り換えてますから』

一日中点滴してるのだから

途中で換えてもらうようにお願いした

ほんとにしてもらったかは、わからない

 

何も言えなければ相手の都合で業務が進んでいく

今までは言えてたから、感謝感謝で退院の日を迎えていた  大好きな病院だった

 

一日中『あーあー、うーうー』

声が出るようになってきた

こちらが言ってることには

頷くようにもなってきた

 

『入院前も、こんな感じでした?』

『いいえ、普通に会話してました』

 

年相応の物忘れはあったけど

認知症ではなかった   と思う

 

原因はなんだろう?